「記録メディアの違いは？」では、SDメモリーカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュの比較や利点などをまとめ説明しています。
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記録メディアの違いは？
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Q：記録メディアの違いは？
A：記録メディアは、主にSDメモリーカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュなどです。記録メディアの寸法や電気的規格は違っても変換アダプターが付属されていたり販売されていますので記録メディアの違いを気にしないでもいいと思います。
【主な記録メディアの種類】
■デジタルカメラの記録メディアは、主にSDメモリーカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュなどがよく利用されています。

【SDメモリーカード】
■「SDメモリーカード」は、現在、デジタルカメラで最も多く利用されてる記録メディアです。

■SDメモリーカードの規格と互換性があり寸法が小さいminiSDカード、microSDカードもあります。miniSDカード、microSDカードは、変換アダプタに装着することによって、SDメモリーカードとして利用することができます。

■市販されているSDメモリーカード（miniSDカード、microSDカードを含む）の最大容量は2GBです。

■2GBを越える製品も販売されていますが、SDメモリーカード規格外なので使用できる製品が一部に限られていますので注意が必要です。

■最近、デジタルカメラの高画素化や動画撮影などで、SDメモリーカードの容量（2GB）では十分とは言えなくなりつつあります。そこで、寸法はSDメモリーカードと同じで最大32GBまでの大容量化が可能なSDHCメモリーカードが発売され、SDHCメモリーカードに対応したデジタルカメラも増えています。

■SDHCメモリーカードに対応した機種は、SDメモリーカードを扱うことができます。（SDメモリーカードのみに対応した機種の場合、SDHCメモリーカードを扱うことができませんので注意が必要です。）

【メモリースティック】
■「メモリースティック」は、ソニーが開発した記録メディアです。ソニーのデジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤー、携帯電話、プレイステーション・ポータブルなどに使用される記録メディアです。

■メモリースティックの規格は、サイズでフルサイズ規格とデュオサイズ規格、マイクロサイズ規格の3種類、電気的仕様で従来型のメモリースティック系（規格上最大容量 128MB×2）と上位規格のメモリースティック PRO系（規格上最大容量 32GB）の2種類があります。

■ソニーのデジタルカメラ（SONY α、SONY Cyber-shot）は、サイズはデュオサイズ規格、電気的仕様は、メモリースティック PRO系にあたるメモリースティック デュオ、メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオを記録メディアにしています。

■安価で購入しやすいmicroSDカードをメモリースティック Pro デュオとして使用可能にする変換アダプターが販売されています。

【コンパクトフラッシュ】
■「コンパクトフラッシュ（CFカード）」は、アメリカのサンディスクによって開発された記録メディアです。以前は多くのデジタルカメラに採用されていたのですが、他の記録メディア（フラッシュメモリーカード）の中では最も大きいく、SDメモリーカードを採用するメーカーが多くなっています。

■小型のSDメモリーカードやデュオサイズ規格のメモリースティック、xDピクチャーカードをコンパクトフラッシュ（CFカード）として使用可能にする変換アダプターが販売されています。


■記録メディアの寸法や電気的規格は違っても、変換アダプターが付属されていたり販売されていますので、記録メディアが違ってもそんなに気にしないでもいいと思います。（私は、microSDカード（2GB）を付属の変換アダプターに差し込んでSDメモリーカードとして使っています。）

■デジタルカメラを選ぶ際、記録メディアの違いで機種を選ぶ必要はないと思います。
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