■デジタルカメラの購入するとき、真っ先に有効画素数を比較される方が多いと思います。デジタルカメラに必要な有効画素数は、どれくらい必要かを考えてみたいと思います。
■デジタルスチルカメラの有効画素数とは、光センサー（CCDやCMOS）から画像データとして出力される有効な画素の数です。総画素数とは、光センサーの画素の総数をいいます。
■デジタルカメラで撮影した画像は、パソコン、テレビで見る。プリンターでプリントする。などが一般的な使い方だと思います。
■デジタルカメラで撮影した画像をパソコン、テレビで見る場合、プリンターでプリントする場合に必要な画素数を調べてみました。
・パソコン（一般に多く使用されているモニタ3種類）
XGA 1,024×768＝786,432 約79万画素
SXGA 1,280×1,024＝1,310,720 約131万画素
UXGA 1,600×1,200＝1,920,000 約192万画素
・フルハイビジョンテレビ
フルHD 1,920×1,080＝2,073,600 約207万画素
・プリンターでプリントする場合に必要な画素数
※プリンターの性能は「画素数」ではなく「解像度」で表され比較しにくいので、プリンターで印刷してきれいにプリントできるといわれている画素数を書いておきます。
サービス判（Lサイズ） 100万画素
ハガキ判（KGサイズ） 150万画素
キャビネ判（2Lサイズ） 200万画素
A4サイズ 400万画素
四切サイズ 500万画素
■一般的な使い方では、デジタルカメラに必要な有効画素数は、500万画素あれば十分であると考えられます。
■最近のデジタルカメラは、汎用機でも有効画素数が1,000万画素ありますので、デジタルカメラの購入を考えるとき有効画素数にあまりこだわらなくてもいいと思います。
■余談ですが、従来のカメラ（銀塩カメラ）に使用する35�丱侫�ルムの解像度を画素数に換算すると2,000万画素以上と言われています。
デジタルカメラの有効画素数は、その2,000万画素以上を目指しているのではないかと思います。 |
